ロングブラックパートナーズ株式会社

DDSおよび設備投資資金の調達を組み合わせた再生計画の策定支援

事業再生アドバイザリー
DDSおよび設備投資資金の調達を組み合わせた再生計画の策定支援

プロジェクト概要


  1. ・東日本大震災の影響に伴う減収継続・営業赤字化の解消を企図し、過去、経営改善計画を策定。直近期には概ね計画水準まで売上高は回復も、先代時における投資に失敗に伴い増加した借入金からの利息負担は重く、十分な返済原資は捻出できていない状況。

  2. ・上記を背景とした財務基盤の脆弱性から生産設備の更新にも遅れが生じている。

  3. ・長期的な事業継続を図るべく、DDS及び設備投資向け資金調達の要請を内容とした計画策定に踏み切ることとなった。(中小企業再生支援協議会スキーム活用)

クライアント概要

業種 食料品小袋製造業
売上高 15億円
地域 関東地方

クライアントが直面していた経営上の問題


  • 過去の関連会社への資金支援、新工場建設に伴う資金調達により借入金残高び支払利息負担が、収益力に対して過大な水準にあったこと。

  • 生産設備への更新投資が資金繰り上の制約から後手に回っていたため、生産設備の老朽化及びこれに伴う生産性の低下が課題となっていたこと。

  • 小回りの利いた生産対応、展示会をはじめとしたプロモーション活動での優位性を強みに、引き合いは潤沢である一方で、営業人員の不足(引き合いへのケアが不十分)に伴い取りこぼしが生じている可能性があったこと。

課題解決に向けた取り組み


  • 金融機関主導の下、行われた過去の投資とその失敗が、残存借入金残高の一部を構成する点について説明。金融支援の必要性・妥当性について納得感の醸成を図った。

  • 生産設備(機械装置)の更新スケジュール及び各期における設備投資計画を策定し、必要資金調達額を試算した。

  • 過去の潤沢な引合実績、営業リソース(不足)の状況を示すことにより、営業人員の確保により増収余地を有することについての説明を行った。


プロジェクトゴール


  • 実質債務超過金額に比して過剰債務が過大である点を踏まえ、実質債務超過金額と概ね同水準のDDSによる金融支援を実現。

  • 生産設備の維持更新投資資金としての新規資金調達を実現。

  • 営業人員の成長・強化を前提に、一定の増収を織り込む計画についての合意を形成。

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