ロングブラックパートナーズ株式会社

事業再生ADRの活用による、債権放棄を伴う再生支援事例

事業再生アドバイザリー
事業再生ADRの活用による、債権放棄を伴う再生支援事例

プロジェクト概要


  1. ・安価な輸入品の拡大により売上のボリュームゾーンを喪失。売上高はピーク時50億円超から、直近期では20億円まで減少。

  2. ・過去の本業外のリゾート開発の失敗により、借入金が50億円と、収益に比して過大な水準となっていた。

  3. ・近年、収益は安定するも、キャッシュ・フローの大半が借入金の利息・返済に充当され、事業継続・成長に必要な最低限の投資資金の確保が困難な状態となっていた。

  4. ・さらに、金融機関に約した返済を履行するため、賞与の支給を見送った結果、退職者が続出。競争力の源泉となる研究開発に必要な人材確保も困難な状況となった。

  5. ・このような状況下、クライアントの長期的な事業継続確保を目指し、金融機関へ債権放棄を要請するための再生計画を立案することとなった。

クライアント概要

業種 化学製品の製造・卸売
売上高 20億円
地域 国内

クライアントが直面していた経営上の問題


  1. ・過大な借入金の債権放棄を要請した場合、メガバンク、地方銀行、信用組合など主張が異なる複数の金融機関の意見調整が必要と想定されたこと。

  2. ・キャッシュ・フローの大半が、借入金の利息・返済に充当され、事業継続・成長に必要な設備や人材に対する投資資金の確保が困難となっていたこと。

  3. ・オーナー家の経営者の指導力に一定の評価があったものの、債権放棄を要請した場合、経営者責任の観点から、金融機関より当該経営者の続投が認められない可能性が高かったこと。

課題解決に向けた取り組み


  1. ・手続きの透明性・公平性が高い事業再生ADRを利用し、債権放棄へ向けた立場の異なる金融機関の意見を調整。

  2. ・クライアントと追加的な費用削減策を検討し、設備投資や人件費が増加する計画となることに対する、金融機関の納得感を醸成。

  3. ・経営者の業績への貢献を数値で客観的に示し、実績面から経営者続投の合理性を金融機関に説明。

プロジェクトゴール


  1. ・借入金50億円のうち30億円の直接債権放棄を実現。

  2. ・債権放棄に伴う利息負担の軽減に加え、販売費の見直しにより、事業の継続・発展に必要な設備や人材採用などへの投資資金を確保。

  3. ・オーナー家の経営者の続投を実現。


※一部情報を加工しています。

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